2007年12月31日

他人の意見に耳を傾ける

 人生で二度株式公開を実現された清水三夫さんの書籍を読んだので、それのご紹介。清水さんは、ライフコーポレーションとライフフーズの二社を株式公開を実現されました。(この二社は親子関係はありません)
 内容は、清水さんの自叙伝または、スーパー業界が戦後歩んできた道が書かれています。



 印象に残ったのは、企業の栄枯盛衰であり、ダイエーや西友など10年前は飛ぶ鳥を落とす勢いだった企業の衰退の激しさだ。
 衰退した企業の要因として、ワンマン経営をあげている。特にダイエーは、中内氏のカリスマ的な体制、ワンマン故に人が育たない、二世経営者などをあげている。

 私もいくつもの企業を見てきたが、ほとんどの企業はワンマンだった。社長は言う「うちの社員は何も考えていない」「俺が言わないとなにもやらない」など、、、、。
 しかしそのような状況にしている大抵の原因は社長にある。社員が自分の意と反することを言えば怒り・怒鳴り、とても意見など言えない状況だ。これで、人が育つはずも無い。
 私自身も、反論に怒り出す社長には、言ってもムダなので何も言わないようにしていた。

 ローソンの新波は、会議では「このやろー」と思うような意見を言われても、最初は何も言わずじっと聞くようにしているという。
 楽天の三木谷社長は、堀江氏(ライブドア前社長)との違いは?と聞かれ「人の意見を聞く」と言った。

 「私は人の意見をよく聞く」と言いながら、現実は完全なるワンマン社長を何人かみてきたので、この二人が実際はどうなのか、そのまま鵜呑みにできないが、「耳障りの悪い意見でも聞く」ということが重要だと思われているのでしょう。

 ある程度までは、社長個人の先見性や実行力そして運で、企業業績を伸ばせても、この変化の激しい時代に一人の能力だけで、長期に渡り成長し続けるのは難しく、様々な人の意見を取り入れなければ乗り切れない。
 しかし、この「他人の意見に耳を傾ける」は頭では分かっていても、実際に部下などに会議で反論されれば、頭に血が上ってしまう。

 「他人の意見に耳を傾ける」は簡単そうにも思えますが、これができずに過去多くの社長が失敗してきたのも事実であり、相当自分で意識しなければできないことといえます。

 皆さんのは、「目下の人の反論」素直に聞けますか?
posted by アイポ at 05:28| Comment(0) | 目指せ株式公開

2007年12月07日

公開準備作業経験者の失敗談こそが

 昨日紹介した『とてつもない日本』に、『ソート・リーダ(Thought Leader)』という言葉が書かれています。『先駆者』という意味で、マーケティングの世界では『他人に影響を与える先駆的存在』と言う意味になります。これを麻生さんは、『人より先に難題にぶつかる者』で、その解決する過程での成功のみならず失敗を進んでさらけ出す存在こそがソート・リーダーであると書き、『実践的先駆者』だとも書いています。

 また以前、日本で有名な心臓手術の医師がこんなことを書いていました「手術の上手い下手は、才能よりも経験だ!経験とは成功例ではなく失敗例であり、成功例などあまり意味が無い。外科は2.3人殺さなければ一人前とはいえない。」ちょっと怖い話でもあるが、納得もできる話です。

 
 『株式公開入門Navi』は、今後株式公開準備作業担当となる人たちに、私の少ない経験ながら成功談や失敗談を話すことで、少しでも役に立てばと思い始めたサイトです。
 しかし、私一人の経験談だけでは限界が、、、。そこで、株式公開界の『ソート・リーダー』を目指し私一人の経験だけでなく、他の実務経験者の体験談も多く集められればいいなーと最近思っています。

 さて、公開準備作業経験者は、世の中にいかほどいるものなのだろうか
posted by アイポ at 03:56| Comment(0) | 目指せ株式公開

2007年12月06日

とてつもない日本

 今日は最近読んだ書籍のご紹介
 『とてつもない日本』 著者 麻生太郎


 この本は、4ヶ月程前に総裁選で麻生さんが話題になっていたころに、図書館に予約したのですが、そのころの熱も醒めた先日ようやく順番が来て、読むことになりました。????????
 この本と同時に同じく麻生さんの著書『自由と繁栄の弧』も予約したのですが、こちらは数週間前に一足先に借りることができましたが、政治的な要素が強く(恐らく)、難しそうだったので10ページ程で読むのを止めてしまいました。

 なので『とてつもない日本』も読まずに返す事になる予感がありましたが、読んでみると面白く最後まで読みました。
 
 内容は、麻生さんの外務大臣時代の話が中心になっています。兎角、マスコミは世界の中の日本を『孤立している』『嫌われている』『存在感が薄い』とネガティブなこと書くが、実際は〇〇〇だと、麻生さんは書いています。

 『〇〇〇』が気になる方は、お正月休みにでも読んでみてください。ページ数も少なく、700円程度で買える本です。
posted by アイポ at 04:50| Comment(0) | 書籍紹介