半年前の再来か!今TVではM&Aの専門かが引っ張りダコだ。半年前は、企業買収は『100%悪』みたいな雰囲気だったキャスター達が、フジ問題で免疫ができたのか今度は多少違うような気がする。それともホリエモン(ライブドア)と三木谷氏(楽天)の違いか?
さて、前回のフジでも今回のTBSでも「テレビ局が欲しけりゃ、人のを欲しがらず自分で始めればいいんだ」と言う人がいる。
私が以前勤めていた会社に、現在では『上場企業の若きIT社長』がいた。彼曰く「この業界は2.3年位しか同じ事業をしてられない。次々新しい事業を考えないと生き残れない」ん~厳しい世界だ。更に私が感じるのは『IT企業の株主は、安定的な数%成長を望んでいるわけでなく、50%、100%と言う一般企業では有り得無いような成長を望んでいる』と言うことだ。なぜならPERは一般企業よりも何倍も高く、中には赤字会社でも高い株価を持つ会社が多くあるからだ。これは株主が将来の大幅な成長を望んでいる結果だろう。『テレビとインターネットの融合』と言う新しい事業を考え、自社で新たに立ち上げるなんてことしたていたら、いつになったら出来るのか分らない。市場を見れば資産価値よりも低い株価を付ける優良『放送会社』があるのだから買わない手はない。そこでお金は掛かるが『既存企業を買う』と言う選択支を選ぶのだ。『即効性と大きな成長を常に求められているTI企業の宿命』かもしれない。
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上場していると言うことは「我社のオーナーになって下さい」と言うことで、市場に出回っているのだ。八百屋のりんごと大差ない。そこで「私がなりましょう」と買う。これがなぜ批判の矛先としてホリエモン・村上氏・三木谷氏なのか理解できない。(特にホリエモンの時は酷かった) 嘗てホリエモンが言ったように「買われるのがいやなら上場しちゃダメなんです」。上場しておいて「買っては欲しいが、買い過ぎたり経営に口など出さないで」と言う企業側の方が虫が良すぎで問題なのではないのか?!?
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「織田がこね、豊臣つきし天下餅、座して食らうは、徳川家康」これは戦国時代の覇者3人の立場と役割言い当てた歌です。
現代の『放送局株』は
「堀江がこね、三木谷つきしキャピタルゲイン餅、座して食らうは、村上ファンド」?[:拍手:]
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