今日郵政法案が可決した。前回反対した議員もほとんど賛成に回り、あの『自身の信念無き反対票』で何百億円という選挙費が投入された事をどう考えるか聞いてみたい。特に中曽根氏は私情(親父が議員辞めさせられた)が原因の反対だったのだから。
この前何気にTVを付けたら国会中継がやっていた、民主党議員が「自民党のマニフェストには数値目標が示されていない」と質問していたが、私も前回の選挙では自民党に投票したが、数値目標を掲げていないのは納得できないところだった。あれでマニフェストといえるのだろうか?
私は顧問先に依頼され『業務改善勉強会』みたいなことをやったことが数度ある。『主だった従業員を集め自分達で業務における問題点を挙げさせ、解決案を考えさせ今後の目標とする』という内容だ。そこで出て来るのは「○○を削減する・△△を取り入れる・□□を積極的に行う」と言う抽象的な目標がほとんどだ。私は「もっと具体的に、できる限り期日と目標は数値化して下さい」と言う。目標を数値化しないとあやふやになり、出来たか出来ないかの判断がし難いからだ。
以前、イチローの小学校時代の作文を見る機会があったがそこには「プロ野球選手になるために毎日、素振り○○回・腹筋△△回・・・をする。」とあった。私達凡人は、「プロ野球選手になるために毎日練習をする」みたいな曖昧目標を立ててしまう。しかしこれでは、素振り1回でも練習になりいい加減だ。後の言い訳を考え(逃げ道作り)数値化することを嫌っているのだ。この辺が凡人とイチローの違いかもしれない。
マニフェストにも本来数値を入れ、次回の選挙では出来たか出来ないかを国民が判断できるよう、そして議員達が後から訳の分らない言い訳できないようにすべきだ。
私は「期日と数値化されていない目標は、大抵達成されない」と自分のことは棚に上げ言っている。(ココだけの話ですよ[:聞き耳を立てる:])
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さて、とは言う物の前回の選挙で私が小泉さんなら私も数値化しなかっただろう。数値化すれば野党は必ずそこを突いて来る。そうなれば、財政再建・年金問題が前面に押し出され、郵政民営化などどこかに行ってしまう可能性があるからだ。これでは今回の様な圧勝は無かっただろう。小泉さんの戦術勝ちだ。正論だけではなく、戦術的にやらないとダメなんだね。岡田さん?!?。
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