靖国問題は「経済が政治を超える」

 今日小泉さんが靖国参拝を行った。マスコミで賛否両論様々評価されているが、私は国内的には問題はあるが対外的には参拝賛成だ。
 中国・韓国は靖国・教科書が解決すれば後の問題は解決すると言うが、『自政府維持の為反日教育を行う・反日を叫べば大統領の支持率が上がる』国でこれだけが問題であるはずもないし、靖国はまだしも教科書問題が解決するなど有り得ないことだ。

 今回の靖国参拝で一番困っているのは『中国政府』だろう。今まで『反日』で国民感情を抑えデモ等でガス抜きさせて来たが、先日(4月)の暴力的デモで『世界的な批判』を受け反日デモに対し配慮をせざるを得なくなってしまった。その中で今回の靖国参拝を大きな問題としてしまえば、大規模デモの起爆剤となってしまうし、逆に小さくすれば『反日を教育してきた政府』として対面が立たないし、何より自分達に矛先が廻ってくる可能性が出で来る。先日の『抗日60周年記念』では、日本に対する配慮を行ったと言うが、これも日本への配慮ではなくデモへの配慮だろう。国民感情を天安門以来の『反日教育』で押さえ込んできた付けは中国政府にとって、今後大きな問題だろう。 日本人の私として、これで『反日教育方針』が多少なりとも変わればと思う。
 ただこのまま隣国中国・韓国と不仲のままでいるのも問題だ。昨日『サンデープロジェクト』で伊藤忠の丹羽さんが、「経済が政治を超える」と言っていた。確かにイデオロギーの対立を両者が納得する解決へ持って行くのはとても困難で、無理に近い。ならば経済で。明治維新の時、犬猿の仲の薩長を仲介し薩長同盟を結ばせたのは坂本竜馬だ。竜馬は「薩長は先ず商売で手を結び利益を得、お互い分り合えた時に薩長同盟だ!」と、先ず経済的利益を優先させた。
 政治は「向こうを立てればこちらが立たず」となるが、経済は「WIN・WIN」が可能だ。日中とも、経済では相手の力が欠かせない状況なのも事実だ。近い将来の「経済が政治を超える」を願いたい。[:楽しい:]

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 PS,今日私の持っている株式銘柄が大幅に上がりました。ただそこは中国に大きな工場を持っているので売ってしまいまた。今回の件は短期的に経済(株価)にどう影響するのか目が離せませんね。

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