先日の日経新聞によると、去年株式公開した会社数は123社。
設立から株式公開にまでの期間平均は、18年2ヶ月で一昨年より多少長くなったが、ここ数年大きな変化はありません。
市場別にみると、ジャスダックが25年10ヶ月・マザーズは8年3ヶ月・ヘラクレス11年6ヶ月で、最長がヒガシトゥエンティワンの60年3ヶ月になっています。
このような数字をあまり気にしたことがありませんでしたが、私が関わってきた会社さんは比較的設立後の期間が短いところが多く、マスコミで報道されるIT会社も設立後間もない会社が多いので「思ったより長い」と感じました。
さて話はかわり、[株式公開入門Navi]で[株式公開費用]を追加しました。
株式公開には、多額のお金がかかります。おおよそ5,000~7,000万円で、これには人件費や設備費等が含まれていませんので、実質1億程度かかります。 それでも株式公開を達成できれば報われますが、そうでなければ泣くに泣けません。実際に株式公開を目指す会社の10社に1社程度しか株式公開はできないと聞きます。株式公開の意思決定には『公開費用負担』は重要な要因です。
株式公開費用について勉強させていただきましたよ!
結構な費用になるんですね!
また、10社に1社程度しか株式公開できないとは…、もっと安易に考えていました。
どこまでを公開準備会社とみなすかによって、分母が大きく変わるとも思いますが、間違いなく株式公開への道は厳しいですね。