今日は、ゴールデンウィークに読んだ本の感想などを
株式上場に関する書籍ですが、
「始めて上場に触れる人が、この本を読んで株式上場の全体像がわかるのかな?」と思ったのが正直な感想です。
■膨大な上場作業の中で『短期調査』をかなりのページを割いて説明しているが、そこまで必要な項目のか?(監査法人の宣伝目的なのでしょうが)
■未上場の社長の多くが、決算書などまともに読めない状況という中で、原価計算や業務管理を細かく説明しても理解できるのか?
■準備作業内容で区分し説明しているので、全体的な作業の流れが分り難い。
などなど。
しかし、私的には『なるほど』と思うところも多々あり参考になりました。
この本は『はじめに』にも書いてありますが、既に上場している管理部門の方や上場準備進行中企業・株式上場をある程度知っている人におすすめの本ではないかと。
おすすめ度 ☆☆ (初心者向けという意味で)
中央青山監査法人の方見ていたらごめんなさい。[:ショック:]
初心者向けとしておすすめは、右に紹介している『株式公開のしくみ(三菱信託銀行)』です。本当は『株式公開実務のすべて(野村證券)』がおすすめですが、2000年頃の本で改正点などが多く問題があります。野村證券さん、法令等の改正点を盛り込んだ本を出してはくれないのですかね?
でも、やっぱり一番は『株式公開入門Navi』ですかね[:びっくり:]
お後がよろしいようで、チャンチャン♪
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