前に『いじめ問題』に関して
いじめている側は、あまり意識しないうちに、加害者になっている場合が多いのではないかと思う。と書きましたが、人は自分自身のことは、なかなか見えないものです。
私は、コンサルタント業を営む会社に在籍した事がありましたが、流石に社長は話が上手だ。
ある会社の社長は、まだ『コーポレートガバナンス』が今ほど騒がれていない時期から、ガバナンスの大切さを説く人でした。講演を横で聞いていると納得させられた。 が、、、、。
その会社の実状は、取締役会は開かれるものの、社長に意見を述べる人など皆無で、会社の資金で自宅や別荘など購入し、飲み食いは会社の金を使い放題で社長への貸付金は増える一方で、社長のやりたい放題だった。
また、別の社長は「会社で起きる問題の多くはコミュニケーション不足から生まれる」と、コミュニケーションの重要さを説くが、自社では毎回「問題ないよな!」と決め付け、自分で決めた会議日程であるにもかかわらず中止し、社長室に入り込んでしまう(忙しそうにもみないが)。そして問題が起きると「お前等は報告が足りないんだ!」と怒鳴りだす。
100%人間など存在しないが、あまりにも発言と行動がかけ離れているのに驚かされた。
『自分自身の行動は見ない』のでやってしまっているのか、わかってやっているのか、聞いてみたかったが、聞く勇気もなかった。[:しょんぼり:]
でも、コンサルタント業なんてこんなもので、自分のことなど考えていたら何も言えなくなってしまうのでしょう、、、か?!?[:ショック:]
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