遂に、ホリエモンに判決が下り『実刑』となりました。
「実刑は無い」という見方が多い中、2年6月の実刑判決という結果に、私は、多くの人に多大なる損失を与えた割には軽く、他社の事例に比しては重いと感じました。
世間一般に言われるように、西武・カネボウ更には日興に比べバランスが取れないと思う。ライブドアが他社と違うのは、ホリエモン自らが自社株売却で利益を得ているからというが、粉飾決算は結局『保身』で、過去の経営判断の誤りを繕う、株価維持、株主からの追及逃れ・銀行からの融資など、粉飾決算をすることで、その地位を確保し高給を得て、問題は次の社長になすりつけ、退職後は高額な退職金をもらい悠々自適暮らし。まるで、どこかの地方知事か官僚のように。
ましてや、日興証券は上場企業の決算を指導すべき立場にあり、生徒が不正を犯すより先生が不正を犯すほうが重罪では?
東証にしても、日興には「(組織ぐるみを)疑わしきは罰せず」といいながら、無罪を主張するホリエモンを無視して、早々にライブドアは上場廃止。
マスコミにしても、ホリエモンは叩かれるだけ叩かれたが、日興やカネボウの社長など、どんな顔しているのか全く知らない。(ホリエモンは自らTVに出ている面もあるが)
多くの人に多大なる損失を与えたという点で、2年半の実刑など軽いと思うが(自分は多額の財産を有し)、他社の判例と比べるとなぜこんなにも違うのかと思う判決だった。
コメントする