今年2008年は、いよいよ内部統制報告制度が導入される年となります。
先日の日経新聞の記事では、内部統制への対応について
・十分に間に合う・・・63%
・間に合うかどうか分からない・・・26%
・間に合いそうにない・・・2%
・作業にまだ着手していない・・・8%
とありました。
『作業にまだ着手していない』という、豪胆な会社が8%もあるのがすごい!蓮
また、その課題としては(複数回答)
・どの程度まで進めれば万全なのかわからない・・・54%
・社内の人材が足りない・・・51%
・費用がかかりすぎる・・・41%(1,001万~3,000万以下が最多)
となり、初の制度で前例がないことに不安を感じているケースが多い。
内部統制報告制度は、西武鉄道やカネボウで起きた粉飾決算を防ぐのが狙いで導入されることとなり、これにより正しい決算が作成されることが期待されています。しかしその一方で弊害もあり、IPO件数が昨年(2007年)は121社と一昨年(2006年)の188社を大きく下回った要因のひとつとして、内部統制報告制度があります。(監査法人が上場会社の内部統制対応に追われ、IPOに手が回らないなど)
建設工事も同じような状況で、一昨年の偽装問題から建築確認が強化され、その反動により昨年比で着工率が40%に激減し、経済に大きな影響を与えているといいます。
正しい情報や安全な建築物を提供するためには、ある程度の規制は必要だと思うが、それにより40~60%も新規案件が減ってしまうような大きな影響を与える規制強化には疑問も。とは言え、事前にその影響を予想するのも難しいですが。
景気の陰りが危惧される2008年、これらの規制強化が景気後退を後押しするような要因にならなければよいのですが、、、。蓮
ipoさん、明けましておめでとうございます!
今年はお互いに大きく飛躍できるような良い年にするよう頑張りましょう!
宜しくお願いいたします!!!
TOMさん あけましておめでとう御座います。
今年は、いろいろ相談させていただく事もあると思いますのでよろしくお願い致します。