今更、去年(2007年)の話題ですが、去年は企業の不祥事が多くあった年でした。不二家から始まり、有名みやげ物屋や老舗料理店と、以前はマスコミに大きく取り上げられるのは公開企業がほとんどでしたが、中小の未公開企業の不祥事まで大々的に取り上げられました。
私は、材料そのものの偽造はまだしも、賞味期限切れの材料を使ってしまっただけで、あこそまで追い詰めてしまうのはどうなのかと思う。
例えば不二家の場合、食中毒患者が出たわけでもなく、訴訟・行政処分・刑事処分もなにもない。それなのに、マスコミによる過剰ともいえる企業叩きにより、倒産寸前まで行ってしまった。食品業界もさぞかし震え上がったのではなかろうか。
その一方で、官僚による不祥事も多く発生した年でもあり、年金記録・薬害肝炎は重大だ。こちらは国民の老後の生活を不安にし、命までも奪ってしまった。賞味期限切れの材料を使ったのとはレベルが違いすぎる。
しかし、こちらは当時の官僚の責任者は、TVカメラの前で頭を下げる事もなく、逮捕されるわけでもなく、職を奪われることもなく、未だに天下り先で高給をもらっていると聞く。
あまりにも、罪とそれに対する罰のバランスを欠いていると思うのですが、、、、。練
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