先日、読んだ学者の方が書いた内部統制の本に、このようなことがあった。
形式的ないしは、おざなりの対応だけを求める風潮で『最低限、これをしておけば大丈夫』といった議論がかわされ、経営者自身が本気で取り組んでいるのだろうかと疑問がつきまとう。なんだか分からないから外部の専門家をたよりにし、多くのコストかければ、無意味のコストを会社に負担さたことにより経営者の責任が問われる。この様なことがないように、経営者が主体的に取組、リスクを見極めることが大切だ
ん~学者さんの意見だね。
経営者が主体的に取り組むことは大事かもしれないけど、監査法人や他の専門家でもよく分かっていない程難解なのに、経営者にリスクを見極めろ!外部を頼るな!といわれても無理でしょう。
経営者にとっては、チョット前まで聞いたこともない『内部統制』で、いったい何のことだが分からない。しかしそれを熟知するまで勉強する暇もない。何をどこまでやればよいなど検討もつかない。
言ってる事は正論だけど、現実離れしているように思える。
やっぱり最低レベルを知りたいし、外部も頼りたい。
これは、株式公開準備作業でも言える。
社内規程・利益計画・内部監査制度などの作成・整備は、証券会社や監査法人が教えてくれる模範的な作成方法・整備方法では現実的にはなかなか作れない。
利益計画で言えば、ボトムアップ(現場サイド等からの提案)だ!などといっても、未上場の中小企業ではほとんどの場合、社長以外自社の決算書など見せてもらっていないし、減価償却費の意味も知らなければ、部下の給料もしらない、これでボトムアップもくそもない。 模範的な作成方法など採用したら一歩も進まない。
理想・模範を知ることも必要だが、これを実態に適合した方法・自社にあった方法に工夫・改良することが重要だ!
これで、月当たり更新記録18回に並んだ!烈
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