連休中に読んだ本の紹介です。
公認会計士で経済評論家でもある勝間和代さんの書籍です。
最近、あちらこちらのメディアに出られていますし、書籍でもかなりの売上がある方だとは知っていましたが、雑誌などの記事を見る程度で、書籍そのものは読んだことはありませんでしたが、時間が空いたので読んでみました。
公認会計士で経済評論家ということで、数値や会計がらみのことが多いのかと思っていましたが、その様な内容はほとんど無く、結構厚みのある本でしたが、面白く一気に読んでしまいました。
私が一番『なるほど!』と思ったのは、本に対する考え方です。
書籍より
『私たちが入手する時に、せいぜい数千円で買えるということも本のすばらしいところです。数千円であれば、私たちが1~2時間働けば入手できる金額です。2時間の労働成果だけで、著者が何年も、何十年もかけて培った情報と交換させてくれるのです。』
『読者は著者の20年の体験+60時間の労力を、わずか数千円で手にいてることができるわけです。12万字のすべてが役に立つかどうかはわかりませんが、その中に1つでも、2つでも「なるほど、それは目から鱗が落ちる思いだ」と思える部分があれば、それだけで本代は回収できます。』
承知はしていましたが、言われてみると改めて『そうだよな~』と。
書籍を書いても印税は、多くても10%程度だと聞きます。著者はそんな報酬を度外視して自分が何十年も掛けて得たものを200ページ程度に凝縮し書いているのですから、そう考えると数千円は安いかもしれません。
『なるほど、それは目から鱗が落ちる思いだ』です。(笑)
あと、この様なことも書かれていました。
『私はそんな著者のために、古書や図書館で借りるのではなく、新書を買います。』
あ~ 勝間さんすいません。図書館で借りて読んでしまいました。(笑)
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