リンゴが教えてくれたこと

今回は、昨日読んだ本の紹介です。

 「リンゴが教えてくれたこと」という、以前紹介した「奇跡のリンゴ」と同じ方の本ですが、この本はご本人が書かれています。

 絶対不可能といわれたリンゴの無農薬・無肥料栽培を、失敗の連続・周りから「変わり者」扱い・無収入そして自殺寸前まで追い込まれながらも成功させた、木村さんの苦難の歴史や独自の自然観などが書かれています。

 リンゴ栽培は全くの畑違いの業種ですが、惹かれるところがありまた読んでみまた。

 そこでちょっと気になる一文を

「今の農業は観察する力を失っています。土の上だけ、目に見えるところだけしか見えていません。人間は分からないところ、見えないところに目をやろうとしません。専門家がそこに目を向けても、総合的にみるのではなく、根一本だけを見て物事の結論を出そうとしているのが今の社会ではないかと思います。」

 これは、農業だけてはなくすべての業種、もちろん「株式公開準備」においてそうではないでしょうか。迅速性や効率性を追及し「目に見えるもの」「自分の専門分野」だけで結論を下し意思決定をしてしまうことはどこの世界でもよくあることです。

 

 もうひとつ、ある歌人の方が木村さんを詠んだ歌で

「かまどけし(破産者) 呼ばれても 明日の農業 道開く」

 この歌を聞いて思い出したのが

「世の中の 人はなんとも 言わば言え 我なすること 我のみぞ知る」

これは、坂本龍馬が子供の頃詠んだ歌です。

 時代も為した事も全く違う二人ですが、異端児・変わり者と揶揄されても己の考えを信じそれを成就させたという処に共通性を感じます。

 

 何か注目されるような成果をあげた人は、大抵今までの固定概念を覆す様なことをやり遂げています。しかし成功までには多くの失敗や挫折だけでなく、世間の冷ややかな目と戦う必要があるのかもしれません。

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