今日は、書籍紹介です。
スズキ株式会社 代表取締役会長兼社長 鈴木修さんの著書『俺は、中小企業のおやじ』です。
3.4ヶ月前に、図書館に予約を入れましたがやっと先日順番が回って来て借りることが出来ました。 日本で一番小さな自動車会社が、世界一のGMとの資本提携、小型車に特化しどこの国でもいいから一番になりたいとどこも進出していないインドへ、そしてシェア50%に・・・・、などなかなか面白く、一気に読んでしまいました。
昔 新聞か雑誌で「スズキを尋ねたら、会議室の片隅で資料をみている人がいた。それが鈴木社長だった。社長室は無いのですがと尋ねたら『そんなものはムダ、ココで十分』だと・・・。」こんな感じのことが紹介されていましたが、本を読んでもイメージ通りの方でした。
同じ自動車会社でも、トヨタは『カンバン方式』や『カイゼン』などが有名で、どちらかと言うと製造現場の人が中心のイメージがありますが、スズキは事務方の鈴木社長が率先垂範し会社を牽引しているイメージがあります。それだけに、79歳の鈴木社長は後継者選びに苦労されているようですが。
第一線に50年以上携わってこられた、鈴木社長の「人生で、最初で最後の一作」ということなので、読まれては如何でしょうか。
さて、『株式上場実務Navi』では、ただ今エキスパートリンク藤田社長(中小企業診断士)から伺った『上場に向けた組織体制』を毎週月曜にに更新しておりますので、こちらも是非御覧下さい。
最新トラックバック