書籍紹介の最近のブログ記事

　先日、企業再生に関するセミナーに土日を使い8日間行ってきました。（授業料も結構いい値しました　笑）

　そこで、中小企業の資金繰りについて改めて厳しさを感じ、自分も勉強せねばと思い、資金調達に関する本を数冊読み始めました。

　『はじめての資金調達100問100答』



   この本分かり易く書かれていて勉強になりました。「決算書の利益≠キャッシュ」「貸借対照表のチェックポイント」「資金繰りに困った時の対処法」など、あまり財務に詳しくない中小企業の経営者の方でも分かり易く書かれていますのお勧めです。
　プロの方には、これといって真新しい方法はないかもしれませんが、改めて頭を整理するのによいかもしれません。

「日本経済の真実」という本を読んでみました。

 

　一昔前は、テレビを付ければ猫も杓子も「日本を悪くしたのは小泉・竹中・ホリエモン」、中には「自然災害も小泉・竹中政治が巻き起こした」とコメンテータは叫んでいました。が、果たして本当にそうなのか。

　
　抜粋　
　現代日本の三悪人といえば、小泉・竹中・ホリエモンということで世の中の多くの人は納得しています。
　「日本が不況になったのも、経済格差が広がったのも、郵便ポストが赤いのも、みんな小泉・竹中が悪いのだ」と言っておけば、テレビのコメンテーターは飯が食える時代も、それなりに長く続きました。

　
　そんな疑問を客観的な数値で簡単に解説しています。




　そしてもう一冊「小さくても大きな日本の会社力」という本を読んでみました。


　以前、参加したセミナーで講師をされた「坂本光司さん」監修の書籍であり、図書館で予約してかりましたが、写真満載の子供向けに近い本でした。
　ただ、「日本理化学工業」の最初の障害者を雇われた話は、大人でも何度読んでも泣ける話ですね。同じ話がこちらでも読めます。

　先日、知り合いの会計士の方と飲んだところ、「グループ法人税制」の本を書いたと言われいろいろ聞いてみました。

　先月、税務署で行われた税改正のセミナーに参加した際に、少しだけグループ法人税制の説明を受けましたが、自分にはあまり関係なさそうなので、頭の中をほとんど素通り状態でしたので、話を聞いても半分程度はあまり良く分かりませんでした。

　そこで、一番分かり易そうな「グループ法人税制」を読んでみました。

　

　読みやすく分かりやすかったのでお勧めです。

　話題の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読みました。

　本の第一印象として、この本は図書館で借りたのですが、表紙には女子高生の絵が描かれており、受け取った瞬間「こんな本予約したっけ？」これは、電車の中などの人目が多い場所では読み難い本だなと。(笑)

　



　内容的には読みやすいなのですが、展開が予想できる範囲内で進み予想外の展開が少なく、ハラハラ感やドキドキ感がほとんどなかったような気がします。

　ただ、「あとがき」でも書かれていますが、組織や欧米で言う「マネジャー」と日本での「マネージャー」とでは全く意味が違い、これを重ね合わせて「ドラッカー」で繋げるというアイデアが非常に面白く、発想的にすきですね。
　
　作者の方はこれが初めての著者とのことなので、次回の作品は、予想外の「アイデア」だけではなく予想外の「展開」も期待したいですね。

　遅まきながら「IFRS」関連の書籍をはじめて読みました。

　早くとも2015年からの適用だと、伸ばしのばししてきましたが、周りから「IFRS」の話題が度々聞かれるようになり、話題についていけなくなることを恐れ読んでみました。

　


　感想としては、「やはり面倒なことになるのだな」（苦笑）

　「どう変わるか」大雑把には、分かりましたが全体を理解するには時間がかかりそうですね。実務やらないとなかなか身につけるのも難しいでしょうし。

この本読んだので、今後は「分かった振りして頷くだけの状態」から少しは奪せるような気がします。（笑）